七尾市のある七尾駅から、穴水町の穴水駅までを趣のある気動車で結ぶローカル線「のと鉄道」。

その沿線に、5組の作家がアート作品を展開する『のと鉄道アートステーション -ポッポヤ・イン・レジデンス-』が、2023年3月11日から3月26日までの間、開催されます。

能登中島駅、西岸駅、能登鹿島駅、穴水駅のそれぞれの駅舎やその周辺地域に各アーティストの作品が展開されるこのイベント。

ガクソーメンバーでもある楓大海と新谷健太からなるアーティストユニット「仮()-かりかっこ-」も、アーティストとして参加します。

作品が展開される駅の一つ、穴水駅の跨線橋の上から撮影

ガクソーメンバーも参加!

この企画、普段ガクソーの寺子屋美術部で、子どもたちとものづくりや作品制作を一緒に行っている、新谷健太と楓大海からなるアーティストユニット「仮()-かりかっこ-」もアーティストとして参加します。

『仮(交換)』という名がついた作品の予定で、全ての駅とその地域に、横断的に展開する予定ということです。どんな作品になるのか楽しみですね。

能登鹿島駅にて、かりかっこの2人

サポーターを募集しています

開催期間までの作品制作お手伝いや、開催期間中の受付スタッフなど、ボランティアスタッフを募集しているということです。

新谷と楓以外のガクソーのメンバーも、サポーター(ボランティアスタッフ)として何名か参加する予定です。

サポーターの受付はこちらまで!

\サポーター活動の申し込みはこちら/

作品制作期間も、様々なワークショップなどが開かれる予定です

『のと鉄道アートステーション -ポッポヤ・イン・レジデンス-』とは

石川県による、能登半島地震からの復興を目的とした企画「能登ふるさと博」が主体となったイベントです。

地域住民の生活の足として親しまれてきたのと鉄道。その駅には出会いや別れなど、地域の生活のドラマが刻まれています。ところが、沿線人口の減少や車利用へのシフト等によって、利用者が減少し、一部区間の廃止や駅の無人化が進み、このような記憶も風化しかけています。

「のと鉄道アートステーション -ポッポヤ・イン・レジデンス- 」は、アーティストを各駅に迎え、アーティストが滞在しながら、沿線住民や旅行者との協働により駅や沿線の魅力を再構築するプロジェクトです。

のと鉄道の沿線地域に詰まった記憶や沿線の暮らし、豊かな自然とのどかな風景。普段は見過ごされがちな要素をアーティストが掘り起こし、再構築した能登の独自の魅力を体感していただけるイベントを開催していきます。

https://notohaku.jp/news/5107/

▼公式ホームページ

https://www.noto-artstation.com/

▼公式プレスリリース

https://notohaku.jp/news/5107/

能登鹿島駅付近の高台から撮影